(注意)【~型】はパターンを意識するためであり,当サイト独自の表現です。答案などに書かないようにしてください。
ここでは,和
【 混在型】和 と一般項 が混在する漸化式
(例)
【 混在型】の解法
この型は,和と一般項の関係から,
[1]
[2]
補足([2]について)
数列の和Snが与えられているときの一般項a_nの求め方のページでは,和と一般項の関係を次のように書いていました。
[1]
[2]
[2]が少しだけ違うように見えますが,どちらも「ひとつ手前までの和を引く」という意味の同じ式になっています。式の丸暗記ではなく,しっかり意味で理解していれば何も問題ありませんね。
同じ意味の式なので,どちらを使っても問題を解くことは可能ですが,漸化式の問題の場合,
【 混在型】漸化式の問題と解説
問題
解説(授業)
和
[1]
[2]
まず漸化式に
よって,
次に[2]を利用することで,
よって,
[1]と[2]により,
が得られました。
あとは,この漸化式から
【特殊解型】です。漸化式最重要パターンですね。
と変形するんでしたね。
初項
よって,
解けました。
和と一般項が絡む問題は,とにかく和と一般項の関係を使うのが鉄則です。
使う
答案
よって,
整理して,
変形して
[
よって
初項
よって,
和 と一般項 が混在する漸化式がこれで「解ける!」
【和
[1]
[2]