最大値,最小値

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最大値,最小値(1変数)の概要

当カテゴリでは、数学の問題でよく目にする「最大値,最小値を求める」問題について、分野を絞らずに扱う。分野ごとの学習をしていると、その分野の知識を使えばいいという発想で、実践的な力が身に付きにくい。最大値,最小値の問題は、式の形を見て方針を決められる力が身に付いて初めて「解ける」のである。まずは、基本方針となる4パターンの確認をし、その後、入試問題を使ってより実践的な力を身に付ける。

最大値,最小値を求める方法は、$1$ 変数であれば「平方完成」「(相加平均)$≧$(相乗平均)」「合成」「微分」の $4$ パターンである。

いつ、どれを使うかも決まっている。

式の形 最大値,最小値の求め方
$2$ 次関数 平方完成
$\begin{cases} 正の数の和\\ 特に ○+\frac{ 定数 }{ ○ }\end{cases}$ (相加平均)$≧$(相乗平均)
$a\sin x+b\cos x$ 合成
その他 微分して増減表

それぞれの実際の手順や考え方の理解を深めていく。

最大値,最小値の記事一覧(学習順)

最大値,最小値

2次関数の最大値,最小値の求め方

数学でよく目にする「最大値」「最小値」の問題。2次関数の最大,最小の求め方を確認します。この内容は,数学のあらゆる分野で出てくるため,できるかできないかで大きく差が付きます。数学の苦手を克服するためにも,数学を得意にするためにも確実に理解しておきたい内容です。
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相加平均・相乗平均による最大値,最小値の求め方

数学でよく目にする「最大値」「最小値」の問題。相加平均と相乗平均の大小関係を利用した最大値,最小値の求め方について。どういうときに使うのか,どのように求めるのかを細かく説明します。
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三角関数の合成による最大値,最小値の求め方

数学でよく目にする「最大値」「最小値」の問題。三角関数の合成による最大,最小の求め方について確認しましょう。合成は使うタイミングが決まっているため,正しく求められるかがポイントになります。
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微分による最大値,最小値の求め方

微分による最大,最小問題の考え方についてです。f'(x)を求めたあとどうするか,応用問題にも対応できる考え方を身に付けましょう。
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【入試問題】sinθ+cosθ=tとおくパターンと,直線のなす角に関する最大値,最小値

実際の入試問題(山口東京理科大学、北海道大学)を,解答だけでなくどのような思考でその解答に至るのか詳しく解説。正しい理解が,入試本番で使える力になります。sinとcosの対称式,直線のなす角をテーマにした重要問題です。
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【入試問題】$a^x+a^{-x}=t$ とおく最大値,最小値を求める問題

早稲田大学で出題された最大最小問題(数学)の解説。標準レベルの典型問題で絶対に落とせない問題です。相加平均・相乗平均を利用する頻出パターンなので1度は取り組んでおきましょう。指数関数と相加平均・相乗平均の融合問題。
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